公家装束(くげしょうそく)

奈良県立美術館では「みやびの色と意匠」のテーマで公家装束の美を展示しています。

平安時代になるとそれまでの唐風の文化から日本独自の美意識が確立されてきます。

身分による色や文様が定められ男性の束帯(そくたい)や女性の十二単が完成されました。

展示品は江戸から昭和にかけて制作されたものです。

これらの装束の文様は現在も格調の高い柄としてきものや帯のデザインに用いられています。