3月はお彼岸の墓参り、また寺院に参詣し写経をされた方もおられると思います。
写経は一文字一文字が仏の教えとされ、祈りの実践と言われています。
鎌倉時代から室町時代には、極楽往生を願う人々が刺繍という表現で仏の姿や経典を一針一針繍
(ぬ)って奉納したものが、多く残されています。
刺繍は図柄などを装飾的に施すイメージがありますが、古代より仏教と共に歩んだ歴史があります。
写真は、染織の美(9)日本の刺繍P12 1981年京都書院
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