八掛を地味に!! Posted on 2021年9月29日2021年9月29日 by admin 洗い張りをした八掛が明るい色なので、自分で地味な色に染めてみました。 染料はクルミの皮(市販されています)を煮た液です。 布は濡れると濃い色になるので乾いた仕上がりを予測するのは難しいのですが、そこは自然に任せて・・・ 八掛の色が少し変わるだけでも、新たな気持ちで着物を楽しめます。
切手 Posted on 2021年8月31日2021年8月31日 by admin この夏、国立歴史民俗博物館所蔵のきもの(小袖)が記念切手として発売されていました。 きもののデザインの切手を見掛けた時は、購入するようにしています。 公私共に少なくはなりましたが、郵便物を出す時はこの様な切手の方がいいのかなと思っています。
幽霊画 Posted on 2021年7月28日 by admin このほど、青森県のお寺所蔵の幽霊画が円山応挙の真筆と認定されました。 この絵は亡くなった妻らを偲ぶために描いて貰ったものと考えられています。 ところが、着物では裕福な旦那衆が趣向として幽霊画を絵師に描かせて楽しんだ時代がありました。 また、骸骨を描いた柄の長襦袢(反物)は現在も市販されています。 この柄は「不気味」と言うよりは「骨になれば、みんな一緒、身分の差などはない」「何も隠しようがない、嘘や偽りのない姿」などの意味を含んでいて、時代を越えて好まれています。 ~「奈良新聞」7月8日付け記事より~ ~「染織の美25」46ページ(京都書院1983年)より~
ゆかたを着る!! Posted on 2021年6月29日2021年6月29日 by admin こちらのゆかた姿はいかがでしょう。 以前旅先で出会った秋田犬を紹介します。 チャーミングなゆかた姿に思わず声を掛け、写真を撮らせて貰いました。 初対面の小さな子にも優しく挨拶する素敵なレディでした。 早くみんなで夏を楽しめるようになってほしいですね。
自分で仕立てた浴衣!! Posted on 2021年5月30日2021年6月19日 by admin 京都藝術学舎の「浴衣の仕立て」も今年で5回目、2年振りの開催となりましたが、昨日無事に終了しました。 当工房の教室でも生徒さんたちが春頃から浴衣やしじら織の仕立てにチャレンジ。 そろそろ仕上がって来ました。 好みの反物を選び、手縫いで仕立てた浴衣の完成は感慨もひとしおです。
藤文様 Posted on 2021年4月26日 by admin この春はどの花も開花が2週間ほど早いようです。 藤の花も今が満開です。 藤の花をモチーフにした文様は古く平安時代の藤原氏全盛の時に完成し、格調高い文様として現在まで使われています。 家紋の種類は50以上あります。 下がり藤 上がり藤 松藤文様小袖(江戸時代)東京国立博物館蔵 緻密な刺繍を施した丸帯(昭和時代)
染織グループ展 Posted on 2021年3月29日2021年3月30日 by admin 大学で染織を学んだ後も、制作を続けている方々の作品展がありました。 写真は友人の作品でタイトルは「花霞」、絞り染めの技法を用いた作品を発表されています。
針供養祭!! Posted on 2021年2月12日2021年2月12日 by admin 毎年2月8日に大阪天満宮の境内で針供養祭が行われています。 今年は規模を縮小しての開催となりましたが当日は好天に恵まれ、梅の木も美しい花を咲かせていました。 参集殿では、2月28日まで見事な盆梅が展示されています。
新年を寿ぐ Posted on 2021年1月26日2021年1月26日 by admin 日本の着物は、四季折々の景色をそのまま纏うことが出来る他に類を見ない民族衣装と言えます。 1月の装いに相応しい文様を教室の生徒さんと持ち寄りました。 ①モダンなデザインの若松を配した付下げ ➁水仙と南天を描いた帯 ③十二支を刺繍した半衿 ④丑を捺染した帛紗 番外 明治時代の引き札(紙物)
かわいい「鬼滅の刃」の衣装!! Posted on 2020年12月29日2020年12月29日 by admin 当工房スタッフ(和裁士)の作品です。 ダッフィーのサイズに合わせて鬼滅の刃の衣装を仕立てました。 足元はシッカリと旅支度をしています。 日本の伝統的な文様が人気になっているのも良い事ですね。 市松文様・・・江戸時代の役者、佐野川市松が愛用していたことからこの名が付きました。 麻の葉文様・・・幾何学文様ですが、植物の麻の葉に似ているので、この名が付きました。