組合バスツアー

和裁組合の行事で、伊賀上野と信楽方面へのバスツアーに参加しました。

伊賀くみひも組匠の里には、くみひもの歴史やいろいろな技法を紹介する資料室があります。

ここで私たちも、くみひも作りを体験しました。

丸台に八玉金剛組という技法でキーホルダーを作りました。

陶芸の町信楽では、たくさんの「タヌキ」にも出会い、窯元で登り窯についての解説を聞きました。

ところで、信楽で一番生産しているのは「タヌキ」ではなく、「タイル」だそうですよ。

関西では馴染みの伊賀と信楽、古くから育まれて来た伝統産業をこれからも守っていってほしいものです。

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繻子・朱子(しゅす)織り

繻子織りは主に経糸を多く浮かせて織る技法です。

表面がなめらかで光沢があり水をはじきやすい特徴から、更に防水加工をして雨コート地として用いられています。

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先月ご縁のあるお寺で催された演芸会に太神楽曲芸師の豊来家大治朗さんが登場されました。

曲芸の技はもちろんですが、私は着物から目が離せませんでした。

「あの着物は雨コートの生地?!」

後日、別の会場でお話を伺うと大治朗さんご自身が色も生地も選んで、着物として仕立ててもらったそうです。

なかなかのファッションセンスですね。繻子は服地で言うとサテン(英語)のことですから衣装としては最高です。

ホールの舞台でも凛とした袴姿が冴えていました。

大治朗さんご夫妻と一緒に写真を撮っていただきました。

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奥様は落語家で尼僧の  露の団姫(つゆのまるこ)さんです。

お二人の益々のご活躍をお祈りしています。

染め替え

長年着ていた小紋の着物ですが、八掛の裾も傷んできたし、赤い色も派手な感じになってきたので染め替えることにしました。

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京染屋さんには京染組合が作成した見本帳(モデルさんが着用した立派な写真集)があります。

今回、私はバラの花をデザインした柄を選びました。

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このように全く違う柄に染め替えることが出来ます。

染代は3~4万円程(ご参考)です。

ご依頼いただくお仕立て物の合間に自分のものも仕立てて、新しくリフレッシュした着物を楽しみたいです。

十三参りの着物

4月13日は十三参りの行事が行われます。(周辺の土日を含む)

これは数えで13歳になった時に厄を払い、知恵を授けていただけるように虚空蔵菩薩さまにお参りするというものです。

京都嵐山の法輪寺が有名ですが、奈良でも弘仁寺(奈良市虚空蔵町46)で行われます。

この年齢になると本裁ち(大人用の着物の仕立て方のこと)に肩あげをして着用します。まだ成人ではない、あどけなさを表すという意味も含んでいます。

しかし、現在では体格も良くなっていますので、裄がぴったりな場合は柔軟に対応すると良いでしょう。

十代の方には着物の格やしきたりをあまり気にせず、気軽に着物デビューをしてほしいと思います。

高田教室始めました

大型商業施設建て替えのため、講師をしていたカルチャ―教室は閉会しますが、生徒さんたちと新たな会場で和裁教室を継続することになりました。

南向きの明るい会議室で気持ちも新たに充実した時間を共有できそうです。

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2月8日は針供養祭が開催されます!!

2月8日は大阪天満宮の境内で、大阪和服裁縫協同組合主催の針供養祭が行われます。午前10時~12時

折れたり、曲がってしまった針(ミシン針もOK)をお持ち下さい。

使い終わった 針に感謝しましょう。

当日は和裁用具の販売もしています。(私はここの担当です)

着物や帯、小物類のバザーもあります。

もちろん、お針をお持ちでない方も、季節の行事を楽しみにお出かけ下さいネ。

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《写真は昨年の風景》

 

☆追記

好天に恵まれたくさんの方が参拝されました。

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あけましておめでとうございます

今年もお仕立て・お直しや和裁教室のお稽古を通して

皆様の「着物大好き」をサポートさせていただきます

本年もよろしくお願い申し上げます

平成二十九年 元旦  森和裁工房

 

日の出(伊勢 二見浦)2017.1.1 AM7:15  撮影

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中学生職場体験 2016

11月8日~10日、今年は4名の生徒さんを受け入れ、例年どおり約40㎝のミニゆかたを製作してもらいました。

担当された男性の先生は、ほんとうに仕上げることが出来るのかとても心配されていましたが、最終日の午後、出来上がったかわいいきものを見て生徒さんたち以上に感動されていました。dscf1687

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人形の着物

人形作家 江村あるめ さん の依頼で、人形の着物と帯を制作しました。

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着物の身丈は55㎝程と小さい寸法ですが、重ね着を付けて本格的に仕立てています。

着付けも糸などでとめずに私たちが着るのと同じように着せています。

衿襦袢も着ていますよ。

江村さんと着物の寸法や色合わせを相談しながら楽しく仕立てることが出来ました。

emuraarume02emuraarume01   人形の写真撮影は江村さんです。

お宮参りの祝い着を七五三用に直す

お宮参りの祝い着は古い時代からの装束に則り、袖口側が大きく開いた「広袖」という形になっています。

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七五三の晴れ着にするには、袖口の下を縫い、袖底に丸みを入れた袖の形に直します。

現在まで受け継がれたこの袖の形を、専門的には「広袖」に対して「小袖」といいます。

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ピンクの重ね着の衿には、子供用の刺繍の入った半衿をかけます。

着丈と着裄(きゆき)をはかり、身あげ、肩あげをします。

紐の位置もお子様の成長に合わせて、少し下に付け替えます。

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